ピアソン
PEARSON関数は、2組のデータの相関係数を返す関数です。ピアソンの積率相関係数ともいいます。
例:PEARSON関数を入力。引数にセル範囲を指定。
Enterで結果が表示されます。
相関係数の数式1。相関係数は、共分散/(配列の標準偏差の積)となります。
B14・C14に標準偏差、B16に標準偏差の積、E14に共分散。E16に数式による相関係数。E4の関数による相関係数と一致します。
相関係数の数式2。B14とC14に配列の平均、D14とE14に配列の平方和の平方根、F14に積和、H14に数式による相関係数。H4の関数による相関係数と一致します。
相関係数は rと表されます。1≧r≧-1の値をとります。
rが1に近いほど正の相関、-1に近いほど負の相関、0に近いほど相関がない状態になります。1や-1に近いほど強い相関になります。
PEARSON関数と同様の関数に、CORREL関数があります。両方とも同じ結果を返す関数です。