Bluetoothでの無線接続

Bluetooth ブルートゥースとは、機器と機器を無線接続する機能です。2.4Ghzの電波が使用されます。

主に、ノートパソコン、プリンタ、マウス、キーボードなどに関係してきます。スマートフォンやタブレットにも、ほぼ標準で付いている機能です。

Bluetoothという無線機能を用いることで、ケーブルを使わずにワイアレスで機器と機器を繋ぐことができます。

ノートパソコンの具体例

ノートパソコンには Bluetooth機能が内蔵されているものがあります。

受信用のアダプタが本体内に内蔵されていて、Bluetoothの電波を受信できるということです。

仕様書や説明書などで、Bluetooth内蔵かどうかは知ることができます。

例えばこのパソコンでは、タスクトレイにBluetoothのマークがあります。このマークはそのパソコンがBluetooth機能を内蔵していることを示しています。

タスクトレイ

次にBluetoothに対応したワイヤレスマウスを準備します。

Bluetoorthに対応した機器というのは 小さくBluetoothのマークが刻印されていることが多いです。

マウスやキーボード、プリンターでもBluetoothに対応しているものだけが接続できます。

マウス

ノートパソコンのBluetoothのアイコンを右クリックしてデバイスの追加。

アイコン右クリック

検索が始まります。

検索

ここでマウスの電源をONにして CONNECTボタンを押します。CONNECTボタンで電波を出します。

CONNECT

ノートパソコンのデバイスの追加の画面にマウスが表示されます。マウスを選択して次へ。

マウスが表示

正常に追加されたというメッセージが出ます。

追加

機器同士のBluetooth接続が無事に行われマウスが使用出来るようになります。

マウスの使用

このように、Bluetoothに対応している機器同士であれば ワイヤレス環境を構築できるということです。

パソコンに内蔵されているBluetooth管理ソフトウェアで行うこともできるし 機器に同梱されているCDなどをインストールしてそのソフト上から行うこともできます。

マウスやキーボード、ヘッドフォンでは基本的にドライバーのインストールは必要ありませんが、プリンターは印刷するために通常のドライバインストールの作業は必要です。

Bluetoothのように、機器と機器の小規模なネットワーク、接続形態を PAN パーソナルエリアネットワークといいます。


ペアリング

Bluetooth機能を使い機器と機器を接続することを、ペアリングといいます。

接続の過程ではペアリングコード(パスキー)が表示されたり、入力が必要なときもあります。4~16桁程度の数字です。

マウスやキーボードなどは単なる入力機器なのでペアリングコードなどは不要で、表示されることもありません。

どういう機器で表示されるかというと、スマートフォンやプリンターをパソコンに繋ぐときです。

お互いの機器にペアリングコードを入力したり確認することで接続が確立します。特別難しいものではありません。

class クラス

Bluetoothには電波強度を示す class(クラス)というものがあります。右側はおおよその電波到達距離です。

  • class1・・・100m
  • class2・・・10m
  • class3・・・1m

一般的な使用では class2のものがよく使用されています。機器の仕様書などに記載されていることがあります。

プロファイル

Bluetoothには、プロファイルという機器の種類ごとに決められた規格があります。

Bluetooth間で接続を行う場合は、両方の機器が同じプロファイルを持っている必要があります。

  • FTP・・・パソコン間のデータ転送を行う通信
  • HID・・・マウスやキーボードなどの入力機器の通信
  • BPP・・・プリンタへ転送・印刷を行う通信
  • HSP・・・ヘッドセット(マイク付き)との通信
  • A2DP・・・ヘッドフォンやイヤフォンに音声伝送を行う通信

基本的に最近のパソコンに内蔵されているBluetoothは、上記の主要なプロファイルは持っているので、マウス・キーボード・ヘッドフォン、プリンター接続できることがほとんどです。

バージョン

Bluetoothにはバージョンがあります。古いバージョンから1.1、1.2、2.0、2.1、3.0、4.0などです。

新しいバージョンのものほど転送速度は早くなります。

1.1以降のバージョンのものはそれぞれ下位互換性があるので 基本的に4.0の機器と1.1の機器を繋いだりすることもできます。下位互換性になるので転送速度は 1.1のバージョンになります。

しかし、製品によっては必ずしも下位互換性があるというわけでないため、内蔵されているBluetooth、接続予定のBluetoothのバージョンと互換性の確認はしておく必要があります。

ノートパソコンなどに内蔵されているBluetoothのバージョンは、メーカーホームページの仕様書やマニュアルなどに記載されています。

Bluetooth アダプタ

デスクトップパソコンやBluetooth機能を内蔵していないノートパソコンで、Bluetoothに対応した周辺機器を使用したいということもあります。

そういうときは、Bluetooth アダプタを増設することで、Bluetooth対応機器と接続できるようになります。

主に小型でUSB接続のものが使用されます。レシーバーともいいます。

アダプタ

デスクトップパソコンなどのUSBに増設すると、タスクトレイなどにBluetoothアイコンで出てきます。右クリックしてデバイスの追加を行うことができます。

増設

このアダプタの仕様書を見ると、バージョン3.0、class2、対応プロファイル FTP、HID、BPP,A2DP、AVRCPなどを持っているので、ほとんどの機器を接続できることが分かります。

アダプタの仕様

代表的な使用例

Bluetoothは、内蔵されているパソコンとされていないパソコンがあり、Windowsのパソコンではそれほど普及しているわけではありません。

ワイヤレス化という意味では、例えばプリンターなら一般的な無線LANがあり、マウスやキーボードならBluetoothでなくても USBタイプのものでワイヤレス化できるからです。

Windowsのパソコンで使うのなら、マウスやヘッドフォン、スピーカーなどで用途があります。

Bluetoothの代表的な使用例には、以下のようなものがあります。

  • Bluetooth内蔵パソコンとBluetooth対応マウス
  • Bluetooth内蔵パソコンとBluetooth対応スピーカー
  • スマートフォンとBluetooth対応ヘッドフォン
  • スマートフォンとBluetooth対応スピーカー
  • タブレットとBluetooth対応キーボード
  • スマートフォンとタブレットのBluetoothテザリング
  • スマートフォンとBluetooth対応ヘッドセット

どちらかというと、Windowsのパソコンより Macスマートフォンタブレット、iPadなどでよく利用されています。

スマートフォンやタブレットでは、USB端子がないため 無線で機器と機器を繋ぐ場合、Bluetoothしかないためです。

スマートフォン

またこれらの機器は、Windowsのパソコンに比べると Bluetooth機能を内蔵していることが多いです。