迷惑メール

迷惑メールは、スパムメールともいいます。

迷惑メールにもいくつかのパターン、種類があります。自分が実際に利用しているサービスや企業からのメールマガジン形式のもの、全く見に覚えのないところからのメール、フィッシング詐欺やウイルス感染につながるメールなどです。

迷惑メールが多いと、本来確認するべきはずのメールを見過ごしたり、開封するとセキュリティ上 問題を生じるものもあります。

このページでは、迷惑メールの対策について解説しています。

インターネット上で何か商品を買ったりサービスを受けるときに メールマガジンも同時に申し込むということがあります。

メールマガジンやお知らせメールをチェックする箇所を見過ごしてしまい、いつのまにか登録後に定期的にメールが来ることもあります。

このようなパターンは非常に多いため、ユーザー登録時などは十分確認しておいたほうがいいでしょう。

またしばらくして、メールが定期的にくるようなら、サイトの管理画面などからメールマガジンやお知らせメールを受け取らない、配信停止の設定を行います。

Outlookなどのメールソフトには、迷惑メールが来たら閲覧しないでいいように迷惑メール専用のフォルダに振り分けることができます。

ある程度迷惑メールを自動で振り分けることができるため、不必要なメールを見なくていい、フィッシング詐欺やセキュリティ上 問題のあるメールを回避できるなど多少の効果はあります。

ただし万全の機能ではないため 迷惑メールが通常の受信フォルダに入ってきたりすることはあります。

フィッシング詐欺やウイルスが添付されたメールなどを検知し、ユーザーに知らせたり削除・隔離してくれることがあります。

メールソフトの迷惑メール機能よりも、フィッシングメールやウイルスの添付されたメールに強いのが特徴です。

メールは、メールサーバーを介して送受信されています。

個人で利用しているならプロバイダ、法人や事業所などドメインを所有しているなら レンタルサーバーにメールサーバーがあります。

多くのプロバイダやレンタルサーバーで、迷惑メール対策がされています。

一般的な迷惑メールに加え、フィッシングメールやウイルスの添付されたメールを、サーバーの迷惑メールフォルダに入れて、パソコンのメールソフトでは受け取らないようにすることができます。

使用しているプロバイダやレンタルサーバーでどのような対策が可能か確認することができます。

あまりにも膨大な迷惑メールが来ているようなら、メールアドレスを変更するという方法もあります。

メールアドレスを変更した場合は、これまで来ていた迷惑メールはすべて届かなくなります。

変更は、プロバイダやレンタルサーバーなどで可能です。

ただ今まで メール送受信していた相手には変更を知らせる必要があります。

迷惑メールの中でも、添付ファイルが付いているものや英字のメールは安易に開くべきではありません。

心当たりのないものはほぼすべて迷惑メールと考えていいでしょう。

添付ファイルを開いたり、記載されたURLをクリックすると スパイウェアやウイルスに感染したりすることがあるため注意が必要です。

フィッシングメールとは、金融機関などを装って、IDやパスワードを入力するよう誘導してくるメールです。

メールに記載されたURLをクリックすると、通常使用している金融機関のサイトと同じように見えることがありますが、実は全く別のサイトということがあります。

ID・パスワードを入力するようメールが来ることはまずないため、十分に気を付けるべきです。

こうしたフィッシングメールは 金融機関を装ったもの以外にも、IDやパスワードを使ってログインするようなコミュニティサイトを装っているものもあります。

どんなに慎重にメールアドレスを使用していても 迷惑メールが来ることはあります。

これは登録したメールアドレスが漏洩している、単純な英数字のメールアドレス、また、相手のパソコンがウイルス等に感染していたり、間違って別のところに転送しメールアドレスが漏洩するということもあります。

つまり、ユーザーのセキュリティ対策がしっかりできていたとしても、迷惑メールが来ることがあるということです。

複数のメールアドレスを持ち、インターネットのユーザー登録用、家族用、知人・友人用、仕事用などある程度使い分けたり、メールアドレスを比較的簡単に、臨機応変に変更できるように体制を整えておくなどがあげられます。

メールは便利ではありますが、万全なものではないという認識が必要です。