オリジナルの外付けハードディスク

外付けのハードディスクは、既成品として販売されていますが、自分で作ることもできます。

壊れたパソコンに内蔵されているハードディスク、使わなくなったハードディスクを活用したり、新品のハードディスクを使って外付けハードディスクを作ることがあります。

このページでは、外付けハードディスクを作る方法について解説しています。

方法

外付けケースとSATA接続のハードディスク。容量は1TBです。

ハードディスクと外付けケース

外付けケースには、ケース本体、電源、USBケーブルなどが付属しています。

外付けケースの箱の中身

外付けケースのカバーを開けて、ハードディスクを取り付ける準備をします。

外付けケースの箱の中身

ハードディスクを準備します。

バルク品のハードディスク

ハードディスクとケースのSATA端子、電源端子を接続します。

接続

接続に問題ないことを確認します。

確認

付属品のネジ。外付けケースによってはネジなしで固定するタイプのものもあります。

付属品のネジ

付属品のネジで固定します。

ネジで固定

ハードディスクをケースに入れます。衝撃や無駄な力が加わらないように 慎重に行います。

ケースにハードディスクを入れる

マニュアルに従い必要に応じて付属品のネジで固定します。

ケースをネジで固定する

土台を付けます。

土台

USBケーブルと電源ケーブルを繋ぎます。

ケーブル

外付けケースには背面に電源スイッチ(主電源)が付いています。USBケーブルをパソコンに繋ぎ、電源ケーブルをコンセントに繋いだら 電源をONにします。

電源スイッチ

使い方は、既成品の外付けハードディスクと全く同じです。一般的に3.5インチのハードディスクは、USB給電ではなく別途電源をとる セルフパワーで動作します。外付けケースには基本的にアクセスランプも付いています。

アクセスランプ

パソコンパーツとしてハードディスク単体として市販されているものは、Windowsで使用できるようにするため初期化とフォーマットが必要になります。初期化とフォーマットは、ディスクの管理から行います。

今まで使用していたハードディスクは基本的にそのまま使用できますが、隠しパーティションなどを含め 全データを削除する場合は、diskpartを使うことがあります。diskpartの後に、ディスクの管理からフォーマットを行います。

ケース選びでは、インターフェースがIDEかSATAか、USB2.0対応かUSB3.0対応か、パソコンに電源が連動するかなどを確認します。一般的にパソコンのUSB3.0のポートを使う場合、USB2.0よりもUSB3.0のほうが転送速度は早くなります。

ケースの交換

市販されている外付けHDDのケースや、長く使用したHDDケースは、ハードディスク側ではなく ケース側が故障するということがあります。

認識しないなどトラブルが生じた場合は、ハードディスクを一度取り出し、専用のケーブル、あるいはパソコンに内蔵させて、ハードディスクの状態を確認することで、ケース側の問題か、ハードディスク側の問題か知ることができます。

ケースの交換 HDDケースからハードディスクの取り出し。


ハードディスクに問題がなければ、HDDケースの交換で再度使用することができます。