XOR関数(排他的論理和)

エクスクルーシブ・オア

XOR関数は、2つの引数のうち1つが論理式を満たしていればTRUE、そうでない場合はFALSEを返す関数です。

3つ以上の引数では、奇数個が論理式を満たしていればTRUEとなります。

例:XOR関数を入力。引数に論理式を指定。

XOR関数

Enterで結果が表示されます。

排他的論理和の結果

オートフィルの結果。AとAやBとBなどは、真と真、真と真ですがFALSEとなります。

オートフィルの結果

例:同様に関数を入力。引数に論理式を指定。

XOR関数

オートフィルの結果。奇数個が真であればTRUEとなります。

オートフィルの結果

XORは、排他的論理和といい 論理和(OR)に似ています。論理和では真・真を 真としますが、排他的論理和では真・真を 偽とします。

ANDやORに比較すると使用する機会は限定される傾向がありますが、2つの論理式を用いる場合では、どちらか片方が真であればTRUEを返すという特徴があるため、組み合わせの確認などに使われることが考えられます。

AND関数やOR関数と同様、単独で用いるというよりも IF関数などで使うことのある関数です。