STANDARDIZE関数(Zスコア)

スタンダーダイズ

STANDARDIZE関数は、データのZスコアを返す関数です。Z得点、標準得点ともいいます。standardizeは 標準化の意味。

引数にはデータの値、平均、標準偏差の3つを指定します。

例:STANDARDIZE関数を入力。引数にセルを指定。B14に平均、B15に標準偏差。Zスコアは、(データの値-平均)/標準偏差で算出するため =(B4-B$14)/B$15のように数式で入力することもできます。

STANDARDIZE関数

Enterで結果が表示されます。

Zスコア

オートフィルの結果。ホーム→数値、小数点第4位までを表示。

オートフィルの結果

例:異なる配列(B列とC列)のZスコア。

2つの配列のZスコア

B列とC列では、数値・平均・標準偏差が異なります。そのため、数値だけでは比較することができません。

Zスコアでは、異なる配列の数値を標準化することになり、比較することができるようになります。平均を0としており 0に近ければ平均点に近い、±1は標準偏差×1(1シグマ)、±2は標準偏差×2(2シグマ)離れていることになります。

例えば、B8の74とC6の74の数値は同じですが Zスコアは異なります。またB12とB10の数値は近いですが、Zスコアには違いがあります。

Zスコアに、×10+50したものが偏差値になります。