QUOTIENT関数(商)

クォウシェント

QUOTIENT関数は、除算における商の整数部を返す関数です。余り・剰余がある場合は省かれます。

引数に、被除数 (割られる数)と除数 (割る数) の2つを指定します。

例:QUOTIENT関数。引数に数値を指定。

QUOTIENT関数

Enterで結果が表示されます。

商

例:同様に関数を入力。引数に数値を指定。

QUOTIENT関数

Enterで結果が表示されます。

商

QUOTIENT関数と同様の戻り値は、ROUNDDOWN関数でも可能です。

ROUNDDOWN関数は小数点以下を省略できるため、第1引数に数式、第2引数に0を指定します。

  • =ROUNDDOWN(10/3,0)
  • =ROUNDDOWN(521/30,0)

QUOTIENT関数と類似した関数に、MOD関数があります。QUOTIENT関数は商の整数部、MOD関数は余り・剰余を返す関数です。