eは、ネイピア数やネピア数ともいいます。
数学では、lim(limit)から始まる数式で eが表されます。数式の意味は、nを無限大まで大きくしていった場合にとる値になります。
Excelで eを表示させるには、以下のように入力します。B列はn。べき乗のPOWER関数を使います。あるいは、べき乗の演算子を使い =(1+1/B4)^B4と入力します。
Enterで結果が表示されます。
オートフィルの結果。
B4~B13にn、D6~D13をホーム→数値、小数点第14位まで表示。Excelでは小数点第14位までが表示され、15位以降は省略されて 0となります。
eは、円周率πと同様に無限に続く数字です。e = 2.7182818284590・・・。ただExcelでは小数点のある計算で誤差が出るため、小数点第5位までは一致しますが、それ以降は本来の eとは異なります。
Excelには、eのべき乗を返すEXP関数、eを底とする対数(自然対数)を返すLN関数があります。EXP関数で eの1乗にすると、小数点第13位まで本来の eと一致して表示されます。