ドメインを運用するレンタルサーバー

ドメインを取得しても、実際にはまだ何も使うことはできません。

ドメインとレンタルサーバーを組み合わせたときに、はじめてドメインの運用を開始することができます。

レンタルサーバーとは文字の通り 「貸し出されるサーバー」「レンタルできるサーバー」という意味です。

ホスティングサーバー、ホスティングサービスともいいます。

自分でサーバーを持ち、ドメインを運用したり管理することももちろんできるのですが、非常に手間やコストがかかるため、実際にはサーバー管理を専門としたところに頼んだほうが、安くて安全になります。

そもそもサーバーとは何か?

会社や事業所などネットワーク内に、データを保管したり共有したりするパソコンをサーバーということもあります。

こうしたサーバーというのは、例えばネットワーク内の複数のユーザー・パソコンから同時にデータを閲覧されたり共有されたりしています。

サーバーは、普通に私達が使っているパソコンとは違って複数の端末からアクセスがあっても、極端に動作が遅くなったり不具合が起きたりしないように作られています。

そのため、まずハードウェアの構成が異なります。

具体的にいいますと 私達が使うパソコンのCPUは、PentiumやCore i7だったりするのですが、サーバー用のCPUは Xeon(ジーオン)というブランドだったりします。

また、メモリーも長時間の使用に耐えられるようなサーバー用のメモリが搭載されていたり、ハードディスクが2台搭載されていてミラーリングというバックアップが常時行われていることもあります。

そして一番異なる点は、OSが違うということです。Windows Server、Microsoft以外のUNIXやLinuxというOSが使われています。複数の端末が同時アクセスしたり、共有したりすることに特化しているOSです。

このような、会社や事業所でデータ保管や共有で使用されるサーバーを ファイルサーバーといいます。

そしてレンタルサーバーを Webサーバーともいいます。

ファイルサーバーというのが、会社や事業所など特定のネットワーク内でアクセスされるのに対し、Webサーバーはインターネットという巨大なネットワーク内でアクセスされるようになっています。

レンタルサーバーも、ハードディスク上にスペースがあります。

ただレンタルサーバーの場合はさらに規模が大きくなるため、ハードディスクではなくSSDが使われていたり サーバーといってもディスクがたくさん繋がれた特殊な構造になっていることがあります。

メールサーバー

レンタルサーバーには、基本的にメールサーバーも含まれます。

メールサーバーは、レンタルサーバーの機能のひとつです。レンタルサーバー=WEBサーバー+メールサーバーになります。

WEBサーバーとメールサーバー

独自ドメインを使い、Webサーバーでホームページを公開し、メールサーバーでメールを使えるようにするということです。

メールサーバーは Webサーバーのようにファイルがおかれ公開されるというわけではありませんが、複数の端末やユーザー間でメールを送受信してやりとりを行っていますので、やはりサーバーということができます。

ドメイン宛のメールはすべてレンタルサーバーのメールサーバーを経由して送受信されることになります。

共用サーバーと専用サーバー

それでは次に共用サーバーと専用サーバーという言葉について考えてみます。

レンタルサーバーに1台のサーバーがあるとします。これにはもちろんハードディスクが搭載されています。

この1台のサーバーのディスク領域を分割して、複数のユーザー(借り手)で使用するのが共有サーバーです。そして1台のサーバーを丸ごと1ユーザーで使うのが専用サーバーになります。

通常はほとんど 共有サーバーを使います。

コストも安くそれなりに安定しているからです。

専用サーバーは、大規模なホームページ運営やプログラムを動作させて使う場合など企業向けのサービスといえるでしょう。

ディスクスペース

レンタルサーバーには、ディスクスペースというものがあります。ハードディスク上のスペースをどれだけレンタルするか?ということです。

10GB、50GB、100GBなど様々です。

ホームページの規模によって、ディスクスペースというのは異なるのですが、通常は10GBでもかなり十分なスペースです。

また、ディスクスペースが不足してきた場合は、あとからディスク領域の追加やプランの変更などができることがほとんどです。

レンタルサーバーの初期費用や月間使用料

レンタルサーバーは、WEBサーバーのディスクスペースを借りることになるのでもちろん費用はかかります。

通常は 初期費用と月間使用料の2つがかかるのですが、レンタルサーバーの会社によって初期費用は無料であったり月間使用料が3ヶ月無料であったり様々です。

共有サーバーか専有サーバーか?、ディスクスペースはどのくらいか?によって異なります。

一般的によく使用されるレンタルサーバーの料金としては、共有サーバーでディスクスペース 10GB~100GBで 初期費用 1,000円~2,000円、月間使用料 500円~1,500円といったところでしょうか。

専用サーバーでは料金は多少高くなりますが、共有サーバーではディスクスペースが多くなってもそれほど料金は高くありません。

レンタルサーバーを選ぶ

レンタルサーバーを選ぶ際は、サーバー・設備がしっかりしている、会社の信頼性がある、サーバー管理や増強など資本力という点は抑えておいたほうがよいポイントです。

この点で言えば 上場している企業、またはそのグループ企業のレンタルサーバーはある程度安心して使用できるといえます。

初めてレンタルサーバーを使う方や初心者の方には、一番適しているといえるでしょう。

レンタルサーバー選びでは、他にデータ転送制限の上限が大きい、もしくは無制限、コストパフォーマンスが高い、メールアドレスがいくつまで作れるか?データベース(MySQL)が使えるか?SSLへの対応などもポイントです。

ドメインとの関連付け

レンタルサーバーを借りたら ドメインとの関連付けを行います。

これをDNS設定ともいいます。

特別難しい作業ではなく ドメインの設定項目に レンタルサーバーが指定しているアドレスを入力したりするだけです。

レンタルサーバーを借りたら、必ずドメインのDNSをこのアドレスにしてくださいと指定されます。

ドメインとサーバー・IPアドレスの対応を DNSサーバーに登録してくれます。

この設定を行うと ドメインとレンタルサーバーの関連付けは終わりです。およそ12時間~48時間ぐらいで徐々にインターネット上に設定が反映され、ブラウザのURLにドメインを入力すれば レンタルサーバーにアップロードしたホームページが閲覧できたり、独自ドメイン宛のメールがレンタルサーバーに到着するようになります。

レンタルサーバーの会社はDNSの反映を1週間ぐらいとしていますが、実際は長くても2,3日であることがほとんです。


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