デジタルデータの並べ替え

昇順と降順は、データの並べ替えで使われる言葉です。

Microsoft OfficeのExcelやAccess、データベースソフトなどで出て来る言葉ですが、日頃利用しているパソコンのファイル管理やWebサービスでも、知らず知らずのうちによく使っています。

データに数字順、アルファベット順、ひらがな順、日付順などの規則を与え、並び替えます。

データを特定の規則に従って、整列することを ソートともいいます。

昇順

昇順は、階段を昇っていくと覚えると分かりやすいでしょう。

昇順


1→10、A→Z、あ→を など。小→大、古→新となります。

例えば、パソコンを使っているとファイルの番号順や名前順、容量の小さい順、更新日の古い順に並べ替えたりすることがあります。

降順

降順は、階段を降りていくと覚えると分かりやすいでしょう。

降順


10→1、Z→A、を→あ など。大→小、新→古となります。

例えば、メールソフトを開いて新しいメールが常に一番上に来ているなら、それは降順ということになります。

また通販サイトなどでレビューを見る時に、日付の新しい順、評価の高い順などで並べ替えることがありますが、これも降順です。

Excel

Excelでは、表の列 見出しにあるマークをクリックすると、昇順と降順に並び替えることができます。ID順、単価の低い・高い順など。

Excel

エクスプローラー

エクスプローラーでは、名前や日付時刻、サイズなどをクリックすると、名前順、更新日付の古い順、サイズの大きい順など、昇順・降順で並べ替えることができます。

エクスプローラー

タスクマネージャー

タスクマネージャーでは、名前やCPU、メモリーなどをクリックすると、名前順、CPUやメモリーなどリソースを使用している順など、昇順・降順で並べ替えることができます。

タスクマネージャー

Webサービス

Amazonでは、レビューを トップレビューや新しい順に並べ替えることができます。トップレビューはフィードバックの多い順、新しい順は日付の新しい順、この例ではともに降順になります。

Amazon

Youtubeでは、キーワードで検索後に 関連度順、アップロード日、視聴回数などで並べ替えを行うことができます。この例ではいずれも降順となります。

一般的にWebサービスなどでは、昇順より降順が使われることが多くなります。

Youtube

このようにコンピューターでは、昇順や降順による並べ替えが基本となっています。