主にディスプレイとサウンド機能の確認

Windowsには、DirectX 診断ツールという機能があります。

DirectXとは、ゲーム、音楽、映像などマルチメディア関連の処理をより高速に快適に使用できるようにするために、マイクロソフトがWindowsに組み込んでいるアプリケーション群のことです。

通常のパソコン使用では、ほとんど意識されることはありません。

パソコンのスペックを確認する他、DirectXに関わるデバイスが正しく動作しているか確認することがあります。

Windowsで検索窓に、dxdiagと入力すると、DirectX 診断ツールが起動します。

検索窓にdxdiagと入力

Windows 10、DirectX 診断ツール。

DirectX 診断ツール

システムのタブ。コンピューター名、オペレーティングシステムにWindowsのシリーズ・エディション、32ビット・64ビット、システムモデルに主に型番、プロセッサにCPU、メモリにメモリーの搭載量、他にBIOSバージョンなどが表示されます。

Windows 10のDirectXのバージョンは、DirectX 12です。

DirectXのバージョン

ディスプレイのタブ。画面描画・グラフィックで使われているGPUの種類・型番、グラフィックに関わるメモリーの搭載量と専有的に使用されるグラフィックメモリー(VRAM)の使用量、他に ドライバのバージョン、WDDM(Windows Display Driver Model)のバージョンなど。

異常がなければ、基本的に「問題は見つかりませんでした」と表示されます。

ディスプレイ

Windows 10は DirectX 12ですが、CPUの内蔵グラフィックやグラフィックボードなどハードウェアがDirectX 12には未対応ということもあります。

概ね WDDMのバージョンが1.2や1.3はDirectX 12に未対応で、2.0以上がDirectX12に対応しています。未対応の場合は一定の下位互換性での動作になります。

Windows 7や8.1から10へのアップデートや、やや旧式のグラフィックボードを使用している場合に当てはまると考えられます。

サウンドのタブ。サウンドチップの種類、ドライバのバージョンなど。

サウンド

Windows 7の例。DirectX11になります。

Windows 7

グラフィックボードなどを搭載し、マルチディスプレイにしているとディスプレイ1、2のように表示されます。

マルチディスプレイ

サウンドも出力できるデバイスが複数ある場合は、サウンド1、2のように表示されます。

あまり使うことはないありませんが、パソコンあるいはアプリケーションを利用中に画面描画や音声出力などに問題が生じている場合は、確認することがあります。また簡単にスペックを調べる方法のひとつです。