パソコン操作 基本中の基本

ドラッグとドロップは、最も代表的なマウス操作のひとつです。

ドラッグ dragは引きずる、引きずって行く、ドロップ dropは落とす、下におくという意味です。

ドラッグとは、マウスの左側のボタンを押したまま 移動させることです。これをアイコンやファイル上で行うと、それを目的の場所に移動させることができます。

そして目的の場所で押さえていた左側のボタンを離します。すると、つかんでいたアイコンなどがそこに落ちます。これがドロップです。

移動やコピー

ドラッグ。対象を選択し、そのままマウスの左側ボタンを押したまま移動させます。

ドラッグ

ドロップ。マウスの左側ボタンを離します。

ドロップ

データのバックアップ。USBメモリーや外付けハードディスクなど異なるドライブに対してドラッグすると、コピーされるという決まりがあります。

フォルダ

スタートメニュー→すべてのプログラムからよく使うプログラムをタスクバーにドラッグ。

プログラム

タスクバーに登録されます。タスクバーへの追加は、スタートメニューのプログラム上で右クリック→その他→タスクバーにピン留めするでも可能です。

タスクバーに登録

タスクバーには、Officeやメールソフトなど よく使用するプログラムを登録するのが一般的です。プログラムをドラッグして並びを入れ替えることもできます。

Office

ブラウザに2つのタブが開いているとします。タブをドラッグします。

ブラウザ

離すと2つのウィンドウに切り替わります。

ウィンドウ

ファイルやフォルダなどをすべて選択する際に、囲うようにドラッグします。

囲う

エクセルの区画であるセルをひとつ選択します。これをアクティブセルといいます。

アクティブセル

アクティブセルでマウスの左ボタンを押したまま、任意の場所までドラッグします。範囲が指定されます。実際には項目や数値などが入力されたセルに色を付けたり、グラフの作成などで使います。

範囲の指定

Excelで最も多用する機能のひとつにオートフィルがあります。数値や文字列の入力されたセルの右下のマークを選択して、任意の場所までドラッグします。

セルの右下のマーク

入力されたセルのデータをコピーしたり、連続性のあるデータを表示させることができます。

オートフィル

WebページやWordの文書など、テキスト上で始点から終点まで マウスの左側をクリックしたまま移動させ 単語などを選択します。選択後に右クリックで他の操作を行うことができます。

テキスト

このようにドラッグ&ドロップは、移動やコピーを基本とし パソコン操作のあらゆる場面で使います。

右クリック

マウスを右クリックをしたまま、ドラッグさせることもできます。

右クリックでドラッグ

右クリックを離した瞬間、コピーや移動などのメニューが出ます。

右クリック離す

デスクトップ上などでのファイルやフォルダのコピー、異なるドライブ間でコピーではなく移動させたい場合などに使うことがあります。