オートフィルとは、セルに連続性のあるデータを入力する機能のこと。
autofillは、自動的に満たすという意味であり、Excelでは 連続性のあるデータのみならず マウスのドラッグ&ドロップによるセルへの自動的な入力を総じてオートフィルといいます。
例えば、セルに数字の1が入力されているとします。
セルを選択している際に、右下に表示されるフィルハンドルを、自動入力させる範囲まで移動させます。縦方向・横方向どちらにも移動させることができます。
マウスを離すと、右下にオートフィルオプションが表示されるため、クリックすると適用する操作を選択することができます。
この例では、連続データを選択。クリックするとすぐに適用されます。
1に続いて、2~5までのデータが自動的に入力されます。
オートフィルオプションは、他の空白のセルでダブルクリックなどして消すことができます。
例:日付の連続データ。
例:曜日の連続データ。
例:セルに0と10を入力。
0と10のセルを両方とも選択してオートフィルを行うと、差分も連続データとして適用させることができます。
例:セルに数式を入力。
Enterで結果が表示されます。
オートフィルで、B列とC列に対応した数式の結果が表示されます。結果は桁区切りで表示。このようにセルの参照先が変化することを相対参照といいます。
Excelでオートフィルは多用する機能のひとつになります。
オートフィルオプションにあるように、連続データの他に、セルのコピー、書式のコピーなども行うことができます。
連続データに関しては、Excelで連続データに対応しているものだけが、オートフィルオプションに連続データとして表示されます。例えば、Aと入力してオートフィルを行っても B~Eのように表示させることはできません。