ランダム
RAND関数は、0以上1未満の乱数を返す関数です。
例:RAND関数を入力。引数は必要ありません。
例:Enterで結果が表示されます。セルの幅を広げると、最大で小数点7位~9位ぐらいまで表示されます。
オートフィルの結果。
例:RAND関数*100を入力。
オートフィルの結果。0以上100未満の乱数が表示されます。
例:RAND関数*50+50を入力。
オートフィルの結果。50以上100未満の乱数が表示されます。ホーム→数値、小数点第2位までの表示。
RAND関数は、0以上1未満の乱数であるため、小数で返すのが特徴です。数式を組み合わせることで 0以上100未満、50以上100未満などの乱数にすることができます。
小数の桁数に関しては、ホーム→数値で調整するか、ROUNDDOWN関数などと組み合わせるという方法があります。
ExcelでF9キーや他のセルをクリックして操作などを行うと、再計算されて新たに乱数が生成されます。そのため 表示された乱数を固定して使用する場合は、リボンの数式→計算方法の固定、手動に切り替えます。その後、コピー→値として貼り付けを行います。
RAND関数と類似した関数に、RANDBETWEEN関数があります。RAND関数は 実数(主に小数)の乱数、RANDBETWEEN関数は 整数の乱数を返す関数です。