パイ
PI関数は、円周率 π(パイ)を返す関数です。
例:PI関数を入力。引数は必要ありません。
Enterで円周率が表示されます。
ホーム→数値から小数点第14位(桁数15)に変更して表示。
円周率 πは、直径と円周の比率になります。1:3.14・・であり、これは直径1cmのときに3.14・・cmであることを示しています。
またこの比率は、円の直径が大きくなっても変わらないため、円の面積や円周の長さの計算で使われます。
円の面積は、π✕半径✕半径で πr2です。直径5cm、半径2.5cmの円の面積は、以下のように入力します。べきじょうのPOWER関数を使います。=PI()*2.5^2とすることもできます。
円の面積が表示されます。約19.6cm2
円周の長さは、直径✕π、数学では2πrと表記されます。直径5cm、半径2.5cmの円の面積は、以下のように入力します。=5*PI()とすることもできます。
円周の長さが表示されます。約15.7cmになります。2で割れば半周の長さ、4で割れば1/4の長さとなります。
πは、無限に続く数字です。π = 3.14159 26535 89793 23846・・・。Excelで πは小数点第14位までの数値として格納されています。
円の面積や円周の長さを求める際に使うことができると考えられます。