WimaxとLTEの違い

モバイルデータ通信とは、外出先など場所を選ばずにインターネット接続できるサービスです。

対応エリアは非常に広くなっており しかも定額で利用できるところが増えてきています。

現在主流のモバイルデータ通信は WimaxLTEになります。

このページでは、WimaxとLTEの違いについて解説しています。

Wimaxとは?

WimaxWimaxは 厳密には無線通信規格のことを指します。

UQコミュニケーションズが提供しているデータ通信規格・回線です。

無線の周波数帯は、2.5GHz帯を使用しています。

このUQコミュニケーションズという会社は KDDIグループの会社です。他にIntelキャピタル、JR東日本などが出資しています。

事実上 KDDIの回線・インフラであると考えていいでしょう。

Wimaxの規格をさらに高速化したのが Wimax2、Wimax2+になります。

Wimaxで auのLTEエリアで使えたり スマートフォンの割引があったりするのは KDDI=auだからです。

LTEとは?

LTELTEとは、携帯電話各社 いわゆるキャリアが データ通信用に提供している回線の規格です。

携帯電話会社の回線・インフラです。

携帯電話のデータ通信規格で 3G、4Gという言葉はよく出てきます。


第三世代が3G、第四世代が4Gです。Gは generation(世代)のGです。他に3.5Gもあります。

  • 3G・・・第3世代、W-CDMA・cdma2000、2GHz帯など
  • 3.5G・・・第3.5世代、HSDPA、HSUPA、2GHz帯など
  • 3.9G・・・第3.9世代、LTE、2GHz帯
  • 4G・・・第4世代、LTE-Advanced、3.5GHz帯

3Gや3.9G LTEは、主に800MHz帯や2GHz帯が使われています。

LTEは、第四世代 4Gの手前の規格、準備段階の規格として 3.9Gにあたり4Gではないのですが、LTE=4Gと呼んでいいとITU 国際電気通信連合で認可されています。

正式な第四世代 4Gは LTE-Advancedといい 2016年にスタートする予定で LTE(3.9G)の最大10倍の速度ともいわれています。

au、ドコモ、ソフトバンク、YモバイルがLTEの回線を提供しています。

auは au 4G LTE、ドコモは Xi クロッシー、ソフトバンクは SoftBank 4G LTEなどサービス名があります。

速度の違い

WimaxとLTEの速度の違いはよく比較されるところですが、Wimaxは Wimax2やWimax2+もありますので、LTEと比べるとそれほど大きな違いはありません。

どちらもブロードバンドともいえる回線で 動画視聴やダウンロードなどは一般的な固定回線とほとんど遜色はありません。

しいて言えば Wimax<LTE、Wimax2=LTEという感じです。

ただしWimaxやLTEは、光ファイバーやCATVなどの有線のインフラとは異なり、無線になりますので、帯域の幅に限りがあります。1日や1ヶ月単位でデータ転送の上限が設定されていることがありますので、この点は注意したほうがいいでしょう。

対応エリア

対応エリアはかなり広いと考えていいでしょう。

WimaxもLTEも人口カバー率は95%~99%としています。特に都市部では ほぼ完全にカバーされています。

LTEのエリアは携帯電話会社によって異なるので auなのか ドコモなのか ソフトバンクなのか、ワイモバイルなのか?によって多少の違いは出てきます。

都市部ではほとんど違いはないのですが、山間部や島などは LTEの対応・非対応は異なることがあります。

Wimaxや他のLTEではエリア外なのに、ドコモやauのLTEは使えるという地域があります。ドコモとauは 山間部などでもLTEの使えるエリアがやや広いという傾向があります。

使用する機器にもよりますが、一般的にWimax2が使えないエリアでは Wimax、LTEが使えないエリアでは3Gというように、Wimax2やLTEの未対応エリアでは 下位のサービスを使うことができます。

使用する機器

Wimaxにしろ LTEにしろ一番よく使用される機器、必要な機器はモバイルルーターになります。

モバイルルーターモバイルルーターでWimaxやLTEの電波を受信します。

モバイルルーターには その機器固有のSSIDがあります。

パソコン、スマートフォン、タブレットでSSIDを見つけパスワードを入力すれば Wimax回線、LTE回線につながりインターネットができます。

モバイルルーターは Wimaxや各携帯電話会社の専用のものを使います。多くの機器は レンタルや月額使用料に含まれます。モバイルルーター以外には USBタイプの子機もあります。

LTE回線は、モバイルルーター以外でも LTE対応のスマートフォンのパケット通信でももちろん使われています。

テザリングすることで スマートフォンをモバイルルーターのように使ったり、MVNOのSIMカードをSIMフリーのスマートフォンやタブレットに取り付けて使うということも増えてきています。

プロバイダ

WimaxやLTEのモバイルルーターを使ったサービスは、外出先でも使いたい、また引っ越しや出張などで固定回線は難しいという方に適しています。

Wimax

Wimaxは、前述したようにあくまで回線・インフラです。NTTの光やADSLと同じように考えると分かりやすいです。

別途プロバイダ契約は必要になります。

ただWimaxの場合は、必ずどこかのプロバイダとセットになっているのでプロバイダ契約だけ別途行うということはまずありません。

UQ WiMAX、BIGLOBE WiMAX 2+、So-net モバイル WiMAX 2+、@nifty WiMAX、hi-ho WiMAXなどがあります。

要するにいくつかのプロバイダが Wimaxの回線を使い、料金を安くしたり特典を付けて サービスを提供しているということです。

LTE

LTEは各携帯電話会社の独自回線・サービスなので プロバイダは使用するLTE回線の携帯電話会社ということになります。

実際に携帯電話会社でLTEのモバイルデータ通信で力を入れているのは ドコモとYモバイルです。また、Y!mobileをヤフープレミアム会員向けのサービスとして提供しているものが、Yahoo!Wi-Fiです。

auは、au 4G LTEにWiMAXのエリアを組み合わせて使うサービスもあります。


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