一括とリアルタイム
バッチ処理とリアルタイム処理は、コンピューターやシステムの処理方法をいうときに使われます。バッチ batchは、群れ、束という意味。
- バッチ処理・・データをまとめて処理する、一括して処理すること。
- リアルタイム処理・・即時にデータを処理すること。
バッチ処理
バッチ処理は、データをまとめて一括して処理するということです。
事業所における給与計算、振込・請求処理、集計、銀行の時間外にあった振込や給与振込など。会社によっては日次、月次の処理を夜間や早朝など空いた時間、コンピューターの負荷の少ない時間を活用して行うことがあります。
オンラインでサービスを提供している会社のホームページでメンテナンス中、処理中となっている場合は、バッチ処理が行われていることがあります。
またパソコンやソフトウェアで複数の画像に対して、一括して同じ処理をおこなうこともバッチ処理ということがあります。
バッチファイルというものもあります。拡張子が .bat となっているものです。
このファイルは、一連のプログラム・命令がまとめて記述されており、右クリックして実行とすると、プログラムが実行されるようになっています。
リアルタイム処理
端末から入力されたデータ・発生したデータを、即時にコンピューターで処理することをリアルタイム処理といいます。
銀行のATM、ネットバンキング、列車予約、カード決済など。
基本的にオンラインで行われるので オンラインリアルタイム処理、オンライントランザクション処理といいます。