BIOSの初期化・リセット方法

BIOSは、初期設定に戻すことができます。

パソコンの電源が入らないときや電源は入るが画面に何も映らない、起動しないなどBIOS画面にも入れないときは、BIOSを初期化・リセットすることもできます。

また、パソコンによってはBIOSアップデートの後、BIOSが初期化されることもあります。

BIOSの初期化は、起動しないパソコンなどでトラブルシューティングの1つとしてよくいわれることではありますが、実際にはあまり効果はありません。

BIOS画面から設定

BIOSには、必ず初期値に戻す項目があります。初期化は変更した設定のみリセットされます。

デフォルト値 デフォルト値をロードする。


Load Setup Defaults 英語表記では、Load Setup Defaults

CMOSクリア

BIOSの設定が書き込まれているROMのことを、CMOS(シーモス)といいます。

CMOSクリアという方法で、BIOSの設定を初期化・リセットすることができます。この方法では日付時刻もリセットされます。

CMOS マザーボード上のCMOSクリア端子。

大抵はボタン電池の近くにあることが多く、CLR CMOS、CLRTCなどマザーボードに小さく記載されています。


ピン CMOSクリア端子は、通常は3本のピンが出ています。

ジャンパピンは、左から1,2で付いています。


ショート これを2,3(真ん中と右)に差し替えて、CMOSクリア端子をジャンパピンでショートさせることでBIOSを初期化します。

数秒後、ジャンパピンは必ず元に戻します。


最近のマザーボードでは、ピンが2つというのが多く、ドライバーなどの金具で接触させてクリアさせます。方法はマニュアルなどに記載されています。

しかしこのような作業を行うことはほとんどありません。一部の自作パソコンなどに限られます。

電池の取り外し

マザーボードには、必ずボタン電池がついています、パソコンの電源を抜いていても、時刻などを記憶しているのはこのためです。

この電池を取り外すことで、日付時刻もリセットされます。

この方法は主にデスクトップパソコン、自作パソコンで行うことができます。

ボタン電池 マザーボード上のボタン電池を探します。


金具を引く 大抵はロックの役割をしている金具を引くことで、ボタン電池が取れるようになっています。


初期化 ボタン電池を外すことで、BIOSが初期化されます。ボタン電池は再度元に戻します

電池の交換

マザーボードの電池は、かなりの年数持ちますので、電池切れということはほとんどないのですが、まれに5年~10年使用しているパソコンで電池切れが起きます。

使用期間の長いデスクトップパソコンなどで、何度調整しても日付が狂う、電源投入後 Low Battetyや、battery is lowというメッセージが表示されている場合は、BIOSの電池が切れていることが多いようです。

CR2032 デスクトップパソコンのBIOS電池は、ほとんどが CR2032という規格・大きさのものです。

電池の表面に規格が刻印されているので、同じものと交換することができます。電池交換後は時刻の再設定などが必要です。


電池交換したのに Low Battetyやbattery is lowのエラーが出るということが、まれにですがあります。

マザーボードの故障なども考えられますが 電池を固定する金具の接触が悪いときや汚れていることが原因と考えられます。ウエットティッシュなどで拭き取ったり、電池を外し金具を電池側に少し力を入れて接触をよくするなどしてみます。


関連情報