役に立つ道具
ハードウェアの増設や内部クリーニングでは、パソコンに付いているネジを外して内部にアクセスするということもあります。
このページでは、パソコンをメンテナンスする際に、あると便利な道具の例を紹介しています。
最もよく使うのがドライバーです。デスクトップパソコン・ノートパソコンのほとんどの機種でネジは使用されています。ハードウェアの増設や内部クリーニングでは必須の道具といえるでしょう。
プラスドライバー。
マイナスドライバーなどとセットになっているものもあります。
プラスドライバー。
トルクスドライバー。
六角の星型に対応したドライバー。T10やT15などのサイズがあります。まれにではありますが、パソコンによっては一部 トルクスネジで固定されていることがあります。
静電気対策用手袋。
静電気対策用手袋 サイズ MとL。メモリーやグラフィックボードの取り外しなど、直接基板に触れるときに使用することがあります。
エアダスター。
パソコンの埃の除去に使います。分解しにくい箇所、狭いところにある埃は、エアダスターで取り除くことができます。パソコンの外部・内部のクリーニングで使用します。
ブロワー。
握ることによって風が出ます。エアダスターに比べると風圧・風量はやや弱い傾向がありますが、環境負荷が低い、汎用的に使用できるなどの特徴があります。
ブラシ。
パソコンパーツは基盤や回路で構成されています。掃除機で内部を吸い取ることは問題ありませんが、基盤や回路に直接掃除機などが触れると故障の原因にもあります。
パソコン内部は精密機器そのものなので、専用のブラシなどでクリーニングします。
基板専用のものというのは特に市販されていないので、その機能がある近いものを使うことになります。マザーボード・メモリ・グラフィックボードに当ててクリーニングします。掃除機と併用したりします。
ウェットティッシュ。
エタノール入りのウェットティッシュを使用するとパソコン外部(ケース・キーボード)、CPUファンや筐体内部の側面側面などに付着した頑固な汚れを除去できます。古いCPUグリスの除去も可能です。
ウェットシート。
市販されているウェットシートで水気の多いものを使用することもあります。掃除の他、除菌などの効果があります。ただ水気が多いため基盤周辺などに使用するのは避けたほうが無難です。
ディスプレイは傷が付かないようにするため、通常のウェットティッシュとは 繊維や成分が異なっていることが多くなっています。
CPUグリス。
CPUグリスは、CPUクーラーを取り外し CPUグリスを交換する際に使用します。
パソコンの内部クリーニングに関しては、専門の道具が一式揃っているというわけではないので、状況に合わせて自分で探していく必要があります。