TEXTJOIN関数(文字列結合)

テキストジョイン

TEXTJOIN関数は、複数のセルの文字列を結合する関数です。

例:TEXTJOIN関数を入力。引数に区切りの半角スペース、空白セルを含まない値 TRUE、セル範囲を指定。

TEXTJOIN関数

Enterで結果が表示されます。文字列の間に半角スペースが入ります。区切り文字に何も指定しない場合は、CONCAT関数と同じ結果となります。

文字列の結合

オートフィルの結果。

オートフィルの結果

例:同様に関数を入力。引数に区切りの半角スペース、空白セルを含む値 FALSE、セル範囲を指定。

引数を入力

オートフィルの結果。

オートフィルの結果

この例では、東京都と新宿区、大阪府と大阪市の間隔が少し異なることが分かります。仮に区切り文字を , にすると 空白セルを含むため、東京都,,新宿区、大阪府,大阪市のようになります。

TEXTJOIN関数と類似した関数に、CONCAT関数があります。

概ね同様の結果を得ることのできる関数ですが、CONCAT関数は 区切り文字や空白セルを含まない文字列の一般的な結合に適しています。一方、TEXTJOIN関数は 区切り文字を第1引数としているため 区切り文字を重視しているということができます。そのため、セルが3つ以上で文字列の間に半角スペースや区切り文字を使う場合は、CONCAT関数よりTEXTJOIN関数が適していると考えられます。