ファクトリアル
FACT関数は、数値の階乗を返す関数です。
階乗とは、数学では4!と表し 4×3×2×1の計算になります。0!は1と定義されています。
例:FACT関数を入力。引数に数値を指定。
Enterで結果が表示されます。5×4×3×2×1=120となります。
例:同様に関数を入力。引数に数値を指定。
Enterで結果が表示されます。Excelでは数値が大きくなると、指数形式で表示されます。この場合、5.10909×1019になります。
ホームタブ→数値で、標準から数値に変更すると以下のように表示されます。Excelの有効桁数は15桁までであるため 16桁以降は0と表示されます。
階乗は、数値が大きくなるほど計算結果が非常に大きくなることで知られています。
Excelで引数として入力できる数値は最大で170までになります。100前後から画面をスクロールしないと結果や桁数を確認できなくなります。
階乗は、n個(n種類)のものを用いて 1列に並べた場合の総数の計算で用いられます。 nPnといいます。例えば、4個のもの用いて 1列に並べた場合の総数は 4!で4x3x2x1で24通りになります。