コード
CODE関数は、文字を文字コード(ASCIIあるいはJISのコード)に変換する関数です。厳密には、文字列の先頭文字のみ抽出して 文字コードに変換します。
例:CODE関数を入力。引数にセルを指定。引数に直接文字列を入力する場合は、ダブルクォーテーションを使います。
Enterで結果が表示されます。「あ」に対応した文字コード(10進数)は 9250となります。
オートフィルの結果。半角英数記号はASCIIコード、半角カタカナ・全角文字・全角英数記号はJISコードです。数値が127以下はすべてASCIIコードになります。
この例では、セルB10・B11・B13の英数記号は全角になります。
D4に10進数を16進数に変換する DEC2HEX関数を入力。
オートフィルの結果。右寄せで表示。
CODE関数では、任意の文字のASCIIやJISのコードを調べる際に使うことができますが、一般的に文字コード表などでは16進数が使われているため、ひとつの式で16進数の文字コードを調べる場合は、=DEC2HEX(CODE(B4))のように入力することもできます。
また半角や全角などは、ASC関数やJIS関数を使うことできるため、例えば B4セルに数値の1がある場合、=CODE(JIS(B4))とすると 全角の1(文字列)となります。
CODE関数と反対の関数に、CHAR関数があります。CODE関数は文字を文字コードに変換、CHAR関数は文字コードを文字に変換する関数です。