累積構成比は、各項目の構成比の累積された比率・割合のこと。累積構成比率ともいいます。
例:E列に構成比率。最初の行は、=E5のように入力し、左の構成比率をそのまま表示させます。
2行目にF5+E6のように入力します。
Enterで結果が表示されます。
オートフィルの結果。
書式と列幅設定後。
構成比の計算方法などによっては書式がずれることがあるため、E5:E9の構成比やF5のセルと書式を合わせます。オートフィル→書式のみコピーや、ホーム→数値、ユーザー定義など。
構成比がパーセント表示の場合は、同様の数式入力後にオートフィルを行うとそのまま書式が適用されて表示されます。
パレート図を作成する場合は、データの値や構成比を数値の高いものから降順で並べ替えを行い その後 累積構成比率を計算するのが一般的です。
例:パレート図。折れ線グラフ(第2軸)が累積構成比率となります。
累積構成比率 80%をA、80%~90%をB、90%~100%をCのように分類し、ABC分析ともいいます。
例えば、80%までのデータを確認する場合は、右側の目盛りの80%までに入っているデータを確認します。この場合は、D・B・F・Aが該当します。同様に 80%~90%はE、90%~100%はC・Gが該当することが分かります。