NECの一体型パソコン VW770/GSの内部へのアクセス方法(分解)、HDD交換などについて解説しています。

他に類似型番として VW970GS、VW770/LS、VW770/JSなどがあります。

NEC VW770/GS。型番は VW770GS68。CPUはIntel 第2世代 Core i7。メモリーは DDR3。OSはWindows 7。

VW770GS

右上のカバーを開けるとメモリーがあります。メモリー増設ではカバーを取り外すだけになります。

背面の該当のネジを外します。本当はねかせて行ったほうがいいかもしれません。

背面のネジ

意外と簡単に内部をみることができます。TVパソコンなので、B-CASカードなどがあります。

内部

ハードディスクは中央にあります。マウンタを固定しているネジとSATAケーブルを外します。

中央付近

上に持ち上げます。

上に持ち上げる

取り出したハードディスク。Western Digitalの2TB。新しいパソコンですが、ハードディスクの不良です。

Widndowsはもちろん起動しません。HDD regeneratorで調べると delays detectedが多数、不良セクタや代替処理中のセクタもありました。

WD 2TB

新しいハードディスクには SeagateのST1000DM003 1TBを使います。

Seagate 1TB

ネジ穴は合うため マウンタに載せ替えるだけとなります。

ハードディスク載せ替え

元の通りにネジをとめてSATAケーブルを付けます

元通りにする

BIOSで交換しているハードディスクが認識されていることを確認。

BIOSで確認

予め作成しておいたリカバリーディスクをセットして進めます。

リカバリーディスク

ディスクから起動するとリカバリーが始まります。交換したハードディスクでもCドライブの領域は変更してリカバリーすることができます。

領域変更

この例では、Cを150GBほどに設定。残りはDドライブになります。

CドライブとDドライブ

リカバリー後起動してきますが、起動後にドライバやアプリケーションのセットアップが自動で行われます。そのままにしておけば勝手に終わります。

リカバリー後

ST1000DM003のベンチマークテスト。

ベンチマークテスト

このような感じで、ハードディスク交換とリカバリーは比較的簡単な機種です。ファンの周辺には埃がたまっていることもあるので、クリーニングしておくといいかもしれません。