KIOXIAのNVMe SSDであるEXCERIA G2 500GBについて解説しています。
KIOXIA EXCERIA G2 500GB。M.2タイプのPCIe接続になります。PCI-E 3.0に対応。EXCERIA PLUSの後継モデルで 最大読み書き速度などが向上しています。
最大読み出し速度は 2,100MB/s、最大書き込み速度は 1,700MB/s。
容量は他に 1TBと2TBがあり、読み書き速度は変わらず TBWが500GBが200 TB、1TBが400TB、2TBが800TB。
表側。
裏側。片面実装タイプ。
PCI-E 3.0×4のスロットに取り付け。増設ドライブとして検証。
KIOXIA-EXCERIA G2 500.1GBと表示。対応機能にTRIMがあります。
ベンチマークテスト。仕様に近い数値となっています。
KIOXIA SSD Utility。内蔵ドライブのときに使用することができます。
M.2ケースでの検証。特に問題なくGen1、Gen2の理論値近くまで到達。検証していないもののGen2×2(20Gbps)にも到達すると考えられます。
メーカー製のデスクトップに取り付けて、OSをインストールしシステムドライブとして検証したところ、読み書き速度は問題ありませんが、ベンチマークテスト中に温度がやや高く表示されているのを確認。
小型のSFF(スモールフォームファクタ)のパソコンで、フロントパネル近くにM.2スロットがあり、フロントファンはない状態。温度表示は最大で72℃など。
70℃代にサーマルスロットリングという機能が設定されていると考えられ、発熱を抑制するために読み書き速度が低下する可能性もあります。Web上の検証結果では、EXCERIA G2の前の製品であるEXCERIAで70℃代にサーマルスロットリングによる速度低下が確認されているようです。
KIOXIAの製品仕様では、動作温度は0℃~85℃となっているため、基本的には問題ない、発熱は想定内・許容範囲になると思われますが、場合によっては、サーマルパットやヒートシンクなどの冷却を考慮したほうがよいかもしれません。