CrucialのNVMe SSDであるP5 Plus 500GBについて解説しています。

Crucial P5 Plus 500GB。M.2タイプのPCIe接続になります。PCI-E 4.0に対応。

Crucial P5 Plus 500GB

黒いシールが貼られています。付属品としてネジが1つ。

外観

裏側。

裏側

PCI-E 4.0×4のスロットに取り付け。ヒートシンク付きのマザーボードです。システムドライブとして検証。

マザーボードに取り付け

CT500P5PSSD8 500.1GBと表示。対応機能にTRIMがあります。

SSDの概要

ベンチマークテスト。仕様では、最大読み取り6600MB/s、最大書き込み4000MB/sなのでほぼそれに近い数値となっています。TBWは300TB。

ベンチマークテスト

Crucial Storage Executive。

Crucial Storage Executive

他にAcronis True Image for Crucialを使うことができます。

Crucial P5 Plusには、他に1TB、2TBがあり、書き込み速度がともに5000MB/s、TBWが600TBと1200TBとなっています。

PCI-E 4.0のNVME SSDは、読み書き速度が速い分 PCI-E 3.0に比べて発熱が大きくなります。

試しにM.2スロットのヒートシンクを外して検証したところ、テスト中に65度、70度と温度が上昇していきました。

Web上でも検証結果が出ていますが、75度付近にサーマルスロットリングという機能が設定されているようで、75度付近になると発熱を抑制するために読み書き速度が低下するという結果が出ています。

クルーシャルの製品仕様では、動作温度を0度~70度としていることから、70度ぐらいを上限に考えておいた方がよいかもしれません。

PCI-E 4.0のM.2スロットのあるマザーボードは、サーマルパットやヒートシンクが付いていることが一般的ですが、付いていないスロットで使う場合は、発熱対策などが必要になると考えられます。