自らの手で確実にデータを消去する

ハードディスクは、パソコンの部品のなかでも最も精密にできている機器のひとつです。

動作時は数分間で何千回転と中の金属の円盤(プラッタ)が回転しています。衝撃に弱いというのはこうした理由があります。

ハードディスクのプラッタ(磁気ディスク)にはパソコンで使用していたあらゆるデータが記憶されています

ハードディスクの分解を個人で行うことはありませんが、ドライバーを使えば自分自身で分解することもできます。パソコン廃棄や処分を行う際に、自分で確実にハードディスクのデータを消去したい時には、ハードディスク分解を行うこともあります。

データ消去を行なっている会社があったとしても、配送中を含め外部には絶対に出したくないという場合もあると思います。そうした場合は自分自身でハードディスクを分解しデータを消去するという方法もあります。

磁気ディスクであるプラッタは、ガラスや鏡に近い素材です。物理破壊など行う際は、破片がとんだりすることもあるので安全のためゴーグルや手袋を準備したほうがいいでしょう。

準備するもの

パソコンからのハードディスク取り出しではプラスドライバーなどがあればいいです。

ハードディスクの分解ではトルクスドライバーを使用します。ヘクスローブドライバーともいいます。六角の星型の形をしています。

3.5インチ ハードディスク

デスクトップパソコンでよく使用される 3.5インチのハードディスク。IDEやSATAなど規格はありますが、分解方法は同じです。

3.5インチ ハードディスク

ハードディスクは通常のネジではなく、星型のトルクスネジが使われています。3.5インチハードディスクでは 基本的にT8サイズのトルクスドライバーです。T9サイズが使われていることもあるそうです。

表

裏

トルクスネジ

トルクスドライバー。

トルクスドライバー

ネジを取り外していきます。

ネジ

ハードディスクによっては、1箇所 シールで隠されているところもあります。シールをはがして、ネジを取り外します。

シール

はがす

裏側の基盤を取り外すときも、トルクスドライバーを使用します。裏側の基盤は外さなくても、ハードディスクの分解はできます。

裏側の基盤

金属で密閉されているので、マイナスドライバーなど分解します。

金属

ハードディスク内部。

内部

円盤(プラッタ)の数は、ハードディスクにより異なります。通常は1枚~4枚ほど。ここでは3枚のプロッタが重なっていることが分かります。

プロッタ

3枚

他の部品もトルクスネジで外すことができます。

他の部品

すべて分解した様子。

分解後

プロッターはドリルやヤスリを使用して物理的に傷を付けるか、手で曲げたりすることもできます。

プラッタはガラスや鏡に近い素材で、破壊したり曲げたりときに破片となることもあるのでゴーグルや手袋を付けるなどして注意するようにします。


2.5インチ ハードディスク

ノートパソコンパソコンでよく使用される 2.5インチのハードディスク。IDEやSATAなど規格はありますが、分解方法はほとんど同じです。

2.5インチ ハードディスク

2.5インチ ハードディスクは通常のプラスネジや星型のトルクスネジが使われています。メーカーや生産時期により異なります。

表

裏

ここではプラスドライバー。トルクスネジの場合は、ドルクスドライバーが必要です。

プラスドライバー

ネジを取り外していきます。

ネジ

ハードディスクによっては、1箇所 シールで隠されているところもあります。シールをはがして、ネジを取り外します。

シール

裏側の基盤を取り外すときも、プラスドライバーやトルクスドライバーを使用します。裏側の基盤は外さなくても、ハードディスクの分解はできます。

裏側の基盤

ハードディスクの金属のカバーを取り外します。

金属

ハードディスク内部。

内部

プラッタの数は、ハードディスクにより異なります。ノートパソコンは通常 1枚~2枚ほど。ここでは2枚のプロッタが重なっていることが分かります。

プロッタ

他の部品もプラスドライバーやトルクスネジで外すことができます。

他の部品

分解した様子。

分解後

プロッターはドリルやヤスリを使用して物理的に傷を付けるか、破壊することができます。ノートパソコンのプロッターはデスクトップに比べると薄く破片になることが多いため破壊の際は、注意します。

破片

分解したハードディスクの各部品は 基本的に不燃物の扱いになります。