第1回 パーツ構成を知る

「パーツ構成を知る」

パソコンに慣れ親しむ、詳しくなるのにはこれに尽きるといっていいかもしれません。

全体像を知っているのと知らないのとでは、格段に差があります

自作パソコンでは、パーツ選びや組み立ての過程でパソコンの仕組みが分かってくるというのがあります。

組み立ててすぐにというわけではありませんが、自作パソコンを使い始めたり、扱っていると自然と身に付いてくるというのはあります。

自作パソコンは、パソコンの原型ともいえるものです。

メーカー製パソコンには、通常のデスクトップ型をはじめ一体型のパソコン、スリムタイプ型、ノートパソコンなどいろいろあるのですが、オリジナルのデザインで作られているので、パソコンの仕組みというのが少し見えにくくなっているところがあります。

そこで今回は、パソコンの仕組みというのを簡単におさらいしてみます。

パソコンはコンピューターの中のひとつ

まずコンピューターとは何か?というのを簡単にでも把握しておくことは大切です。

コンピューターから、パソコン、サーバー、スマートフォン、タブレット、組み込みシステムは派生しています。

このコンピューターの基本的な構成は、CPU、メモリー、ストレージ、入力機器、出力機器です。

これに マザーボード、OS、電源、光学ドライブなどが追加しているのがパソコンになります。

基本形を知る

パソコンは8つのデバイスで構成されていると考えます。

グラフィックボードを追加した場合は、9つになります。もちろんマウス、キーボード、スピーカーなどもあるのですが、主要なものでいうと8つです。

こんな感じです。

パーツ構成

PCケース、電源、マザーボード、CPU、メモリ、HDD・SSD、光学ドライブ、ディスプレイ、(グラフィックボード)でパソコンは構成されています。

これが基本形になりますね。パソコンはこれらのパーツの集合体になります。

マザーボードにBIOSがあり、ハードディスクにOSがインストールされているということになります。

これは自作パソコンだけではなく、ほぼすべてのパソコンにもいえることです。

メーカー製パソコンでも、ノートパソコンでもデザインは違うけれども基本的な構成は同じといえます。ただメーカー製パソコンの場合はこういう仕組みになっているのがすごく分かりにくい見えにくいということです。

BIOSとOS

マザーボードにはBIOS、ハードディスクにはOSがインストールされます。

これもおさえておきたいことです。

電源入れてメーカーロゴが表示されたり、BIOS画面というのはマザーボードの機能になります。マザーボードにROMがあり、そこにアクセスしているということです。

OSやプログラム・データはすべてハードディスク上にあります。

ハードディスクにアクセスして読み込まれているということですね。

メモリーを外してデータが消えないのか?とかパソコンのデータはどこに入っているのか?とたまにいわれることもありますが、パーツ構成が把握できているなら、これはすべてハードディスクということがすぐにわかります。それ以外の部品は関係ないのです。


パソコンは部品の集合体

パソコンは、いくつかの主要な部品の集合体です。

それぞれのパーツが独立して 補完し合いながら動作しています。

なのでこうしたパーツ構成というのをしっかり把握しておくと、何か調子が悪いとかトラブルが起きたとしても、どこのデバイスの異常なのか?というところから入っていくことができます。

もしパーツ構成が頭で描ききれていないと、何かトラブルがあっても全くお手上げということになるのです。

またパソコンの起動や動作速度には、どのデバイスが影響しているのか?というのも分かるようになってきます。

パーツ交換が可能

パソコンというのは、パーツがひとつ壊れたとしても交換ができます。

特に自作パソコンでは、ATXやMicroATXなどの統一された規格なのでひとつひとつのパーツ交換ができます。

メーカー製パソコンでは独自なデザイン・仕様なのでそれが制限される傾向があります。ハードディスクやメモリーなどは比較的簡単ではありますが。

パソコンは部品が壊れたとしても 交換が比較的簡単にできてパソコンとしてまだ使用出来るというのが本来の姿ともいえます。

そう考えると非常によくできた機械です。一般の家電製品や精密機器では自分で交換するということはできません。

あまり難しく考える必要はありません。

自作パソコンは、ATXやMicroATXというルールのもとにパソコンパーツが構成されています。

メーカーは違っても、パーツ交換ができるようにできているのです。

なので例えば光学ドライブにしろハードディスクにしろ、基本的な大きさやネジの場所は統一されています。

どこのメーカーのものでも、ATXやMicroATXのケースには取り付けることができますし、ネジ穴も光学ドライブはミリネジ、ハードディスクはインチネジというルールがあります。

ストレージを交換するとパフォーマンスは向上する

OS(Windows)は、ハードディスクにインストールされているので、パソコンの起動速度・動作速度はストレージ(記憶デバイス)に影響されやすいというのは分かると思います。

もちろんメモリーやCPUなども関係してくる要素ではありますが、OSそのものはストレージの読み書きによって動作しています

なので、ハードディスクを新しく交換したり、ハードディスクをSSDに交換すると基本的にパソコンのパフォーマンスが向上します。

ストレージの読み書き速度があがるため、OSの動作、パソコンのパフォーマンスもよくなるということです。

OSとストレージは密接な関係にあると知っておくといいでしょう。


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